一杯のコーヒーから
やさしさを考える
私たちが何気なく使っている陶器や磁器。
それらを生産するのに、
多大なるごみが出ています。
「陶器ごみ」という問題です。
少しのキズやズレによって、
流通できなくなり、
捨てることにもお金がかかります。
全てをすぐに解決することは
難しいかもしれない。
だから、
できることから始める。
未来を考える。
それが私たちの思うやさしさです。
毎日のように口にするコーヒーから
やさしさを考える。
未来のためにできること。
Think for the future with a cup of coffee.
地球とモノへのやさしさ
始まりや、壊れた後のことを思いやる
美しい工芸品になれなかった陶器たちは、埋め立てて処分されてしまいます。
「捨てられ、誰からも忘れられてしまう」そんな廃棄品の運命を変えたいと思い、工芸品とはことなるものの、日常の暮らしで愛されるプロダクトを目指しました。
将来、備前の素材としてまた生まれ変われるように。廃棄された備前焼と備前でとれた土。
まさに“地球の資源”で再生しました。
地域の歴史や資源を思いやる。捨ててしまうモノのことを考える。
手にとった人の心に、そんな“やさしさ”が宿るプロダクトでありたいと思っています。
再生素材使用率
ドリッパー:68% マグカップ:30% 珈琲玉:30%
未来へのやさしさ
RI-CO BIZENシリーズは、廃棄される備前焼から生まれました。
そして、いつか役目を終えた日には、
もう一度“備前の再生素材”になれるように
という願いを込めて、備前土を使うことにこだわりました。
--産地に戻ってくれば、再生することができる
役目を終えたプロダクトを全国から回収するには様々な課題がありますが、
「陶器ごみ」を再生する活動は、全国で少しずつ始まっています。
世界中の陶器が再生されることで、陶器ごみがなくなる
RI-COは、そんな未来を目指しています。
やきものの土はどこから来て、どこへ行っているのか。
永くいい環境を保つには、何ができるのか。
未来へ抱けるやさしさとは何なのか。
コーヒーを飲みながら、少しだけ。
そんなことを考えてみていただけると嬉しいです。
to be continued…